2013年01月26日

5 桂川UPPERフルコース(桂川3)

水位:1.13m(桂川強瀬) 気温:3℃(大月) 天気:快晴
区間:川茂堰堤〜高月橋(約8.5km) 勾配:12.94‰(423m→313m) 所要時間:150分
メンバー:モリ君、他9名

 念願のアッパーセクションフルコース。
 HDR-AS15撮影4回目。ipod touchは使うヒマなしでしたが、Wi-Fiは立ったままなので消耗激しく、終盤でバッテリー切れ。曇り止め対策で“Keep Well”をハウジング内に入れたら効果ありました。



 ※サイズ1920*1080(HQ),画角170°,手振補正なし
 ※不具合:バッテリー切れ、水滴、カタカタ音

 ひとりで下れるか悩みましたがやっぱりまだ怖い。
 そこで、NKCを召喚しました。

 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン! モリ君が出てきました。ちなみにコニーは返信すらありませんでした。さすが珍獣だけあって、そう簡単には召喚できないみたいです。

 しかし、金曜日になってあろうことか体調を崩してしまいました。どれくらいしんどかったかって、最寄り駅から自宅までの10分弱の道のりを歩けずタクシー乗ってしまったくらい。帰宅して熱を測ると38.4度。あかんやん…。
 すっかり気も弱り、諦観モードでしたが、一晩で解熱という奇跡が起こる。しかし、ここで漕ぎに出てぶり返そうもんなら、クズ扱いされることは必至。折しも、ウェザーニュースでは今季最大の寒波到来とか言われてます。常識的に考えたら、モリ君には謝り倒して辞退するのが妥当でしょう。しかし、この桂川アッパーセクションを下れるチャンスは限りなく少ない。安定した水量で下れるのは今年は今週末で最後かもしれない。
 そう考えたらもう、非常識な選択をするしかないでしょう。

 朝になってモリ君と連絡取り合うと、どうやらスピリットのヨシさんも一緒らしい。長良川などで何度かお会いしたことはありましたが、一緒に漕いだことはありませんでした。楽しみ。

 さて、現地に着いてみると、クルマうじゃうじゃでした。私を除けば1台しかなかった先週とはえらい違いです。すでに到着されていたヨシさんに挨拶すると、えっ? このひとたちと一緒に下るんですか?
 ソロも覚悟してたのに、予想だにしなかった大勢での賑やかなダウンリバーとなりました。

 スタートは、川茂堰堤直下から。すなわち、アッパーセクションのフルコース。ただ、ラナを連れてゴルジュ帯を無事に下りきる自信がありません。よってハラキリにクルマをデポさせてもらい、ハラキリ以降のみ一緒に下ることにしました。

 出発は、11時半。ようやく、念願叶いました。いやー、来てよかったー! 嬉しくてたまらんです。今んところ、体調は良好。あとはいかに体を冷やさずに維持できるかですが、うーん、できる気がしない…。

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 ダッキーは、カヤックと異なり下半身が外気に晒されているんで、この時季のホワイトウォーターは向いておりません。漕ぎ続けて温まろうとしても下半身からどんどん体温を奪われるんで、だいたい30分を過ぎた頃から足先から徐々に感覚が失われ、膝が固まって動かなくなってくる。30分タイマー終了後は、ウォーズマンばりにケムリをシュウシュウ噴き出しながらひたすら耐えることになります。

 対策は至ってシンプルで、フネに水を貯めないこと。そのためには水を被らないこと。そのためには波高なルートを選ばないこと。しかしこれ、このセクションでは不可能です。もう一つは、漕ぐ手を休めないこと。そのためには極力テンポよく下り続けること。休憩は逆効果です。上陸して下見するのもよくないですね。

 これだけの大所帯やと何かと時間かかるやろなあと思ってましたが、みなさんさくさくと結構テンポ良く下っていきます。下る順番も決まってなくて、瀬を下るとき横並びにならないよう気を付けておけばいいくらい。

 40分ほど経過して、いよいよゴルジュ帯に突入。うう、やはり緊張してきた…。ここまでの間に右サイドチューブが萎んできたんで再注入したいんですが、この場に至っても漕ぎ下るペースが落ちない。
 プレざむらいは下見するやろと思ってたら、みなさんボートスカウティングのみで次々いってしまった。当たり前のように全員中央ルートからでしたが、確か右岸寄りに回避ルートがあったはず…。でも2年ぶりやし、詳細はさすがに覚えてません。でも、ええい、このままいったれッと右岸から進入。

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 最後の巨大ストッパーにガツン! あれ? 避けたつもりが直撃…? まあ、うまく乗り越えられたんでよしとしましょう。(≧∇≦)

 ゴルジュ帯で一番イヤな場所は実はここでした。ここで転覆すると、ゴルジュのエンドまで身一つで泳がなければならなくなる可能性があるからです。その区間にはサムライも含まれます。3年前に泳いだ時は、サムライ直前でリカバリできましたが、かーなり怖かった記憶があります。

 そしていよいよゴルジュ帯核心部、サムライ様が登場。ちょうどみなさん順番に下ってるところでした。うわ、ここも下見なしっすか?

 このままサムライに挑むと一刀のもとに切り伏せられそうなんで、上陸してエア再注入。さて、下見はどうしよう。ちょうどClass 5のツアーが下見。中には110さんもいらっしゃっいました。
 うちのメンバーは全員下り終えている模様。結局ここも、ええい、このままいったれッて突入。3年前の記憶が頼りですが、ちゃんと覚えているはずもなく。でたとこ勝負です。
 右ルートに入り、鏃のような岩の上に乗る。確か、3年前はここを右岸側に落ちたはず。理由は忘れましたが。とっさにバウを右に切って落下。右岸壁にグイグイ押し付けられるのを手で押し戻し、左ルートのホールのバックウォッシュキワキワのラインをすり抜けて通過。ふいー。

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 下では、モリ君が待っててくれました。そういやさっきプレざむらいでも一人控えててくれてました。さくさく進んでいるようでいて、押さえるところはちゃんと押さえてます。見習わなければ。

 ゴルジュ帯を抜ける。
 みなさんここでスポットプレイに興じる。ここからハラキリは目と鼻の先。私は先に下って車内待機中のラナを迎えに行くことにしました。

 さて、いよいよアッパーセクション最大の瀬、ハラキリです。ここはさすがに全員が下見されてました。お祭りのような盛り上がりを見せながら順次下っていく中で、さあどうしようと悩む。こんな体調ですから、ポーテージしようとあらかじめ決めていました。が、いざ目の前にして、今年最初で最後のチャンスかもと考えると迷いに迷う。3年前にチャレンジしたことがありましたが、後にも先にもそれ一度きり。今年の形状と水量だと、捕まる可能性は低いらしい。右ベタのルートなら、チャレンジする価値はありそう。しかし、最後のストッパーでほぼ間違いなくフリップさせられるでしょう。

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 うーん…。
 下見の間に体はさらに冷え、万全の動きには程遠い。このコンディションで下る勇気が、残念ながら湧いてこない。悔しいが、ポーテージ、するか…。

 この先は、先週も下った区間。
 慣れもあったし、もう終盤というのもあったし、積極的にメインカレントを突き進む。

 そして事件が起こる。
 ロデオボーイでスターンを食われて、まさかのフリップ。絶対泳ぐまいと決めていたのに、がっつり泳いでしまいました…。
 うう、洗剤臭い…。

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 まあ、ゴールは目と鼻の先だったのと、ここからは日当たりも良かったのとで、ダメージは最小に抑えることができました。

 高月橋到着は、14時。久しぶりのロングランでした。リミットタイムの30分をオーバーすること120分。完全に限界突破してました。ケムリだけでなく、ネジ10本くらい飛んだ気がします。

 アフターは、大月のほうとう屋「竹馬」にて。前から気になってはいましたが、若干の胡散臭さが漂うのと駐車しづらいとの理由から訪れたことはありませんでした。下半身が冷え固まって感覚が鈍り、座ったり立ったりがいちいち大変でしたが、一緒に下った仲間たちとあったかい鍋をつついてようやくひと段落。身体の解凍も無事に終わり、帰途につきました。

 こうして桂川アッパーフルコースは無事に終了。やっぱり最高ですわ。大満足。モリ君、ヨシさんをはじめ、一緒に下らせていただいた方々、本当にありがとうございました。

 あとは明日、発熱ぶり返さんといてくれれば言うことなしですが。明日が来るのが、ちょっと怖い。

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ニックネーム ラナ父 at 07:35| Comment(4) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月20日

4 雪景色(桂川2)

水位:1.13m(桂川強瀬) 気温:7℃(大月) 天気:快晴
区間:桂川大橋〜高月橋(約3.2km) 勾配:10.93‰(348m→313m) 所要時間:40分
メンバー:ソロ

 HDR-AS15での撮影は3回目。だいぶ慣れてきてipod touchのプレビュー画面をあまり見ずとも撮影できるようになってきましたが、後半曇ってしまってました。このカメラ、えらい手がかかるなあ。

 ※サイズ1920*1080(HQ),画角170°,手振補正なし
 ※不具合:レンズ曇り、カタカタ音(ネジ止め不充分?)



 日曜日、珍しく首都圏で大雪が降りました。今週は気温の低い日が続き、一週間経た今も日当たりの悪いところではまだ雪が残ってます。
 あそこもたぶん、残ってるやろなあと思いつつ、出かけることにしました。
 先週に引き続き、桂川。今回はいわゆるアッパーセクションです。15日からいよいよ放流が始まりましたので。

 本日の門限は14時。
 自宅発が8時ですから、与えられた時間は6時間。うち往復運転で3時間。セットアップと片付けで1時間。回送1時間、ダウンリバー1時間てなスケジュールが妥当でしょうか。
 距離は4km程度。区間はいろんなパターンがありそうですが…。まず、サムライ前後のゴルジュ帯はひとりでは怖くてよう下りません。ゴルジュまでか、ゴルジュ以降かで考え、結局ハラキリの瀬からスタートすることにしました。

 都留ICで下りて、まず先週下った院辺橋へ寄り道。先週と変わらない水量があります。

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 舟場橋。おー、出てますね。ただ、誰か漕いでる人いるかもと思ってましたが、まったく気配がない。

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 桂川大橋のすぐ下流には怪しげな仮設橋が。あれ、ダッキーでくぐれるのか…?

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 本日プットインのハラキリ到着。およそ2年ぶりに来ましたが、はー、あいかわらずのド迫力です。

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 ボートのセットアップに取りかかりましたが、いきなりトラブル発生。ポンプのホースがない。しまった。先週失くしたの忘れてた…。
 10時になるのを待ってホームセンターオーツルに行きましたが、やはりポンプなんて売ってない。しょうがないので、電動エアポンプ用のホースを改造。アダプタをリバーナイフで削って嵌め込んだり、ガムテープで固定したり、試行錯誤の結果なんとか成功。ただ、時間が…。
 ※あとになって思いついたんですが、水道のホースがあれば解決できましたね。

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 ロスした時間を取り戻すため、回送時走りましたが、数100mくらいで心臓バクバクで倒れそうになりました。もうすっかり走れないカラダになってます。

 うっ、グローブとブーツも忘れてる…。慌てるとろくなことがない。しゃあないので素手とサンダルで雪上を歩き、川へと下りていく。

 出発は12時。この段階で予定より1時間遅れてます。

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ニックネーム ラナ父 at 20:13| Comment(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月13日

3 水を求めて(桂川1)

水位:0.76m(桂川城南橋) 気温:10℃(大月) 天気:快晴
区間:城南橋〜院辺橋(約2.2km) 勾配:10.45‰(459m→436m) 所要時間:25分
メンバー:ソロ

 HDR-AS15、今回は最高画質で。

 ※サイズ1920*1080(HQ),画角170°,手振補正なし
 ※不具合:wifi切断多数



 今朝は晴天。気温も上がって暖かくなるらしい。門限17時という制約付きですが、朝帰りしてきた奥さんに自由時間をいただきましたので漕ぎにでかけることにしました。

 しかし、この時季はどこも水量が乏しく、行き先が御嶽くらいしか思い浮かばない。御嶽行くかあと中央道に乗りましたが、ふと思うところがあって八王子ICを通過、小仏トンネルの向こう側へ。

 行き先は、桂川(相模川)です。

 川を流れる流量は御嶽以下のカスカスなのになんで?

 桂川の水がカスカスなのは発電用に根こそぎ抜かれているからで、実は、本来の流量は御嶽よりもかなり多い。そして現在は確か発電所のメンテナンス時期だったはず。いわゆる「桂川ロワー/アッパー」セクション以外にも、ひょっとしたら漕げるところがあるかもしれない。その可能性に賭けてみることにしました。

 参考:2年前の記事

 上野原ICで降りて、甲州街道沿いに西へ走る。
 ひょっとしたら…という淡い期待を抱いて川を覗き込んでみましたが、やはり水はありません。まあ、あったら誰か来てますわな。

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 アッパーセクションも同じ結果。
 まあここまではもともと期待してませんでした。

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 肝心なのは川茂堰堤より上流。城南橋から川を覗き込んでみると…、お、いけそうやん。

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 さらに上流に足を延ばしてみました。「田原の滝」という名所です。あれ? 水なくなってますね。そして、「滝」と銘打ってますが、どう見てもただの砂防堰堤です。

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 いまは見る影もありませんが、昔はすごかったみたいです。この流量でこれだけの落差のある滝を持つ川はそうそうなかったでしょう。

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 次は、下流を探索して水量増地点を見極めようと考えていましたが、上流にも気になる場所がひとつありましたので寄り道することに。

 「蒼竜峡」です。

 蒼竜峡団地の横を流れていました。水は全然流れていませんが、規模はスゲー。ここ、本来の流量があれば相当エグイ場所なんではないでしょうか。かなり興味をそそられますが、フェンスがしてあって近付けませんでした。

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 田原の滝まで戻り、しらみつぶしにプットイン地点を探しますが、不思議なほどに全然見つかりません。対岸(左岸)に渡り、柄杓流川出合地点でようやく入川ポイントを発見しました。水量が増えるのもどうやらここみたいです。問題は、工事中のせいかかなりの隘路を歩かなければならない点。フネ担いでいくには危険を伴いますのでとりあえず保留。

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 今度は城南橋から下流へ。下流側も、全然川に近付けません。人里離れた場所ならともかく、都留の市街地内やのに、どうなってんのや?
結局、橋の前後からしか確認できませんでした。橋と橋の間は、地形図で川相を類推するしかありません。

 次はテイクアウト地点探しですが、これまた難儀しました。めちゃめちゃ時間をかけて道という道を探しましたが、右岸側で上陸できる場所が全然見つかりません。最終結論としては、川茂堰堤手前の左岸側。しかし、現在川茂橋が工事中で消失しており、対岸に渡るには禾生橋まで戻る必要があります。回送は徒歩なので、ここのロスは大きい。
 ちなみに、川茂堰堤ですが、ポアオーバーしてました。普段は被ってなかったような気がしますが。今回初めての下見でしたが、水路系統が複雑で正直まだ把握できていません。要研究。
 ちなみに堰堤下の水門が開けば、アッパーセクションが下れるようになります。

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ニックネーム ラナ父 at 07:07| Comment(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

2 漕ぎ初め 関東編(釜無川1)

水位:-1.16m(船山橋) 気温:0℃(韮崎) 天気:晴れ
区間:武田橋〜双田橋(約5.4km) 勾配:8.7‰(354m→307m) 所要時間:80分
メンバー:KYOKOさん

 アクションカム HDR-AS15 さっそく使ってきました。
 ※サイズ1080*720(std),画角170°,手振補正なし
 ※不具合:wifi切断3回、wifi接続不能1回(最後の10分)



 信州に滑りに来ているというKYOKOさんからお誘いをいただきました。あいにく時季的に選択肢がなく、スキー場に近い釜無川をセレクト。
 釜無川は、笛吹川を合わせて富士川となります。去年4月に支流の芝川を下り、福士川、早川、芦川などを下見しましたが、釜無川より上流部は未踏のエリア。
 ネットで調べてみても、カヌーで下ったという記録は少なく、釜無川本川中下流部が散見できるくらい。そういえば、tomoさんも下ってはりましたなあ
 地図を見ると、西を南アルプス、東を八ヶ岳に挟まれ、無数の川が流れ込んでいる。それぞれの規模は小さそうですが、ポテンシャルは高そうなので俄然興味が湧いてきました。

 笹子トンネルを通過し、甲府昭和ICで下りる。外はまだ薄暗い。
 開国橋から下見スタート。
 とにかく川原がでかい。そして、ひたすら平瀬続きで瀞場がない川相。天竜川下りコースとか、高瀬川下流域みたい。

 どんどん遡上していき、穴山橋まで至ると川相が変化。左岸に迫力のある崖が登場します。調べてみると、「七里岩」という台地らしい。しかし、ここまで至ると水量が減ってしまっていて、下るのは厳しそう。ちなみに、道路掲示板には、マイナス7℃と表示されてます。今日の甲府の最高気温は10℃って聞いてたんですが…。
 集合時間にはまだ時間があったので、今後下りたい場所探しに切り替え、さらに遡上することにしました。

 大武川との出合上流になると、川幅も狭まってくる。ポイントポイントで脇道に入って川をチェック。尾白川出合まで遡ったところで時間切れとなりましたが、けっこう、いい感じです。またじっくり時間かけて見てみたい。

 今日の水量なら、航下セクションは武田橋〜双田橋間がベターかな。tomoさんが下ったコース、パクらせてもらうかあ。
 穴山橋近くでKYOKOさんと合流。武田橋右岸下流側からプットインしました。甘利沢の川床を歩いておりていくと、橋の上から見ていた場所とは異なる、小さな分流に出ました。
 あれえ? 思ってたんと違うけど…。まあ、ええか。戻んの面倒くさいし、そのうち本流に合流するやろ、と楽観的に考えてスタートしました。
 時刻は10時25分。

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 しかし、なかなか本流に出合わない。めちゃくちゃ浅くて、幾度となくライニングダウンを強いられる。これではなんのためにわざわざ水量の多いセクションを選んだのか分からない。こらかなわんと、いったん左岸の中洲に上がってヤブ越しに本流を探しましたが、近づくどころか離れてしまっている模様。_| ̄|○
 ※下部GoogleMap参照

 どうやら完全に判断ミスのようです。さて、スタートまで戻るか、さらに進むか?
 選択は後者。陸路を含め、本流に渡れるルートを探しながら進む。やがて、前方に堰、右岸には水門。我々が下った分流は、どうやら取水路だったようです。さらに減水した状態で先に進むのは不可能ちゃうかと案じていたところ、中洲に轍を発見。本流のほうに続いています。これを辿れば…。
 ところどころヤブをかき分けたりして、果たして、本流に辿り着きました。たぶんプットイン時点で修正してたほうが圧倒的に楽でしたでしょうね。KYOKOさん、すみませんでした。

 漕ぎ出しから20分かかって、ようやく本当のスタート。下る前は水量少ないなあと文句言ってましたが、こんなにあれば充分でございます。川の神様ありがとうございます。m(_ _)m

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 本流を漕ぎ出してからは、軽快そのもの。10分もかからないうちに船山橋に到着。

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 岩とか流木とかテトラとか、川面に接しているものは氷で覆われています。それでもラナは泳ぐ、泳ぐ。家ではマットの上で丸くなって寝たりと実はけっこう寒がりな一面もあるんですが、川では感覚鈍るんかな?

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 瀞場はなく、ベースは平瀬で漕がなくても延々と流れる。時々早瀬が出てきますが、意外と大きいホワイトウォーター。下半身ビショビショになるくらい波しぶきを受けます。けっこう楽しい。

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 しかし、特徴がないというか、どの瀬も同じような感じ。周囲も荒れた川原で囲まれているので、どこ下ってるのか分からなくなります。

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 ダッキーは下半身が晒されているので冬のホワイトウォーターには弱い。足先が冷えてだいぶつらくなってきたところで、ようやくゴールの双田橋が見えてきました。
 ゴール到着は、11時45分。 

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 川下り後は、ファミレスでランチ。
 KYOKOさんとは、昨年4月に小歩危下って以来でしたでしょうか。その後も何度か四国行きを画策していたんですが、ことごとくうまくいきませんでしたので。
 KYOKOさんは毎年ここらに滑りに来ているらしく、けっこう詳しい。気になっているのは支流の塩川だそうです。機会を見つけて下見にいきたい。
 今日一日、どうもありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。

 さて、今年は2年ぶりに関東復帰となります。
 随分と記憶がおぼろげになってしまってますが、2年前はたしか信越、南東北あたりに足を伸ばそうと考えていたはず。ただ、それはそれとして、関西での経験からすると意外と身近にいい川は眠っていたりするもので、地元神奈川、おとなりの山梨、静岡あたりで隠れた名川を見つけられればと思っています。

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ニックネーム ラナ父 at 19:12| Comment(6) | 甲信越>釜無川(富士川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月03日

【物欲編】ウェアラブルビデオカメラ、結局買う

 ウェアラブルビデオカメラは、ヘルメットなど身の回りに装着できる小型・軽量・タフネス性を備えたカメラで、アクションカムとかスポーツカムとも呼ばれたりします。カヤック界では、Go Proの独壇場。昨年来、私も非常に惹かれていましたが、Xactiが現役稼働中でしたので、こいつをむりくりヘルメットに装着してウェアラブル化してました。

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 ■過去の取り組みと課題

 ・Xactiをヘルメットに固定
 ・その後の使用感のまとめ

 Xactiは、9月頃から調子がおかしくなり、ついには電源が応答しなくなってしまったんですが、およそ半年ほど使ってきて、ある程度課題が見えてきました。

 ・スイッチON/OFFのリモコンがほしい ←「逆スイッチ」防止
 ・プレビューモニタを分離したい ←撮影位置ズレ防止

 あと、Xacti特有の問題に気付きました。

 ・撮影範囲(画角)が狭すぎる

 画質は十二分に満足してます。サイズ、重量は、そりゃもう、もっと軽くて小さいのがいいけど、百歩譲って我慢します。けど画角の狭さはいかんともしがたい。やっぱ、Xactiはハンディなんですよねえ。手に持って、足で距離を調整しながら場所を決めて撮るのが本来の使い方です。

 ということで、やっぱりウェアラブルカメラ、買うことにしました。

 ■選定

 いままでの流れからいうと、Go Proですが、この1年の間に各社参入してきて、ラインナップがけっこう増えてます。

 ・Go Pro HERO3
 ・SONY HDR-AS15
 ・JVC GC-XA1
 ・Contour+2
 ・ION AIR Pro


 はじめに挙げた課題は、なんとwifi連携してスマホがリモコン、モニタと化すことで実現できるそうです。しかし、いや待てよ、iPod touchを地図帳として携行してきた経験からいうと、濡れた手で、しかもグローブで操作するのは至難の業です。パスワードロック解除するだけでも一苦労。それに、日なたで防水ソフトパック越しやと液晶がほとんど見えなかったはず。実際、使い物になるんやろか…。

 画角の問題は各社差はありますが、おおむねクリアしてます。本体性能、防水機能、オプションなど総合的に勘案しまして、最終候補に残ったのはやはりGo Pro HERO3でした。

 しかし、実際買ったのはこれ。

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 SONYのHDR-AS15です。

 理由は単純で、「国産ガンバレー」です(笑)。

 ■取付位置の検証

 さて、今度はメットへの取付位置の検証。ネットで下調べした限り、HDR-AS15のオプションはショボイという評価が多かったですが、そこは他商品と組み合わせたりして工夫しようと思ってました。
 そもそも理想の場所はどこかというところから始めましたが、いまのところ、この類のカメラは、なるべく目の位置に近いほどよさそうという印象です。
 ヘルメットへの取付位置はプロモーション映像なんかではサイドが多いようですが、Xactiのときに買ったカメラスタンドと組み合わせると目のやや下部という絶妙の場所に来ます。ただ、HDR-AS15が逆さまになってしまう。そして、HDR-AS15には天地判別機能がありませんでした。しまった…。
 撮ったファイルをあとでPCでことごとく上下反転処理せなあかんなんて面倒くさすぎると思い、これは泣く泣く却下。せっかくの縦長のフォルムを活かすことができませんでした。

 結局、@頭頂部にするか、Aひさしにするか、二択で考えました。見た目がちょんまげっぽいのでやりたくなかったんですがね…。

 @は、重心面で非常に安定してます。曲面用マウントもぴったりフィットして接着も容易そう。ただ、実際の目線からどうしても高くなってしまう。

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 Aは、逆に、実際の目線に近いですが、重心が前にかかるため安定感に欠け、首に負担がかかる(防水ケースに入れると175gあって決して軽くない)。また、マウントが平面用になるんですが、微妙に隙間ができるため、接着力に不安が残る。

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 で、最終的に選んだのは、Aでした。 
 多少首が痛かろうと、男は我慢です。接着が剥がれるとシャレにならんので、とりあえず保険でヒモで結びましたが、リスク低減のためにはメットに穴開けて、ネジ入れたほうがいいかもしれませんね。

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 それにしても、どっかで見た絵やなと思ったら、ユニコーニですやん。いよいよ私も珍獣の仲間入りみたいですわ。

 ■テストとその結果

 iPod touchについては、「パスワードロックしない」「明るさMAX」に設定変更しました。
 おかげで日なたでもそれなりにはっきり見えますが、電池の減りがハンパない。カメラと同程度、もしくはそれより早い感じ。
 wifiが不安定で、よく切断されます。その場合、アプリの「再接続」で繋がればいいんですが、ダメな場合「設定」から繋げなおしとなり、細かい作業が多くなる。核心部なんかでこの状態になったらブチ切れそうです。

 カメラの電源は、常時電源ONでだいたい3時間くらい持ちました。ただ大きな問題がありまして、1時間ほど経つと本体がけっこう熱くなってくるんですが、いきなり電源が落ちます。安定して使うにはしばらく放置して冷やさないといけません。だったら普段切っといたらええやんとなりますが、なんと防水ケースに入れたら電源OFFができないという仕様。

 そして致命的な問題が一つ。wifiが不安定というのは先述のとおりですが、iPod touch側でどうにもならず、カメラ本体側で再起動をかけなければならない場合があります。しかし、上述のとおり、防水ケース越しには電源OFFができない。一度防水ケースから出して電源入れなおしというアホなことをやらなければなりません。

 うーん、これってどう考えても防水ケースの設計がクソですけど。せめてスマホ側から電源OFFできるよう改善してもらわないと、長時間のダウンリバーではマジ使い物にならないでしょう。


ニックネーム ラナ父 at 23:51| Comment(0) | 【物欲編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月02日

1 漕ぎ初め(奈良吉野川1)

水位:1.55m(五條) 気温:11℃(五條) 天気:曇り時々晴れ 区間:梁瀬橋〜天理教
メンバー:マサゴン、tomoさん、[回送]AZmax

 2013年漕ぎ初め(コギゾメ)は、原点のナラヨシでした。
 年末年始恒例の長良川カヤッククラブ(NKC)総会です。

 関西帰省組はだいたい集合。花鳥も行けたら行くと聞いてたんですが、やはり来てません。さすが珍獣ユニカチョウ。レアキャラ化の傾向著しい。

 アズマックスは体調不良のため、顔だけ出しに来て漕がないという。あいかわらず律儀やね。
 ということで、川には3人で。30日の雨の影響で、水量は豊富。快適なダウンリバーでした。

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 ヤナシタが遊べるのも超ひさしぶり。

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 神社下でスポット。

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 瀬の脇でラナが吠えまくる構図も、久しぶり。

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 この人は季節に関係なくいつも泳いでます。

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 ランチは五條のガストで。

 30代も後半に入り、ふと見渡すと周りはけっこう勉強してます。このまま余暇はカヤック一筋でええんやろか? 漕ぐ時間が減ると、スキルが下がらないか? どうカバーするか? なんて意外とマジメに話したりしてました。こういう話ができる仲間がいるってええですね。

 さて、2013年の目標です。

 ■漕行日数:40日以上(2011年:32日,2012年:35日)

 一昨年から、40日を切るようになってしまいました。昨年と同様、目標は週一ペース50本といきたいところですが、実際厳しいでしょうね。月3回+αが妥当なところと下方修正しました。

 ■初めて下る川の本数:15本(2011年:5本,2012年:23本)。

 昨年はラナのラストシーズンという認識で臨み、23本(ラナ20本)という過去最高の結果に終わりました。漕破総数は現在129本(ラナ117本))。いまの様子を見た感じでは、まだ一緒に漕げそうなんで、今年も最後という気持ちで漕ぎたいと思ってます。

 では今年もよろしくお願いいたします。

ニックネーム ラナ父 at 23:50| Comment(0) | 近畿>奈良吉野川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月01日

【下見編】羽束川渓谷(武庫川水系羽束川)

水位:0.82m(高平)

 新年あけましておめでとうございます。

 『わんことカヌー』ホムペは2004年の正月に開設しました。今年はちょうど10年目という節目の年になります。ダラダラ惰性で書いてたとはいえ、よう続いてるもんやなあとちょっと感動しました。そして、少し読み返してみて、当時からまったく成長していないことにちょっと落ち込みました。
 それにしても10年かあ。月日が経つのは早いものです。まあ、時々サボりながらも、少なくともラナが引退するまでは続けていきたいと思ってます。

 さて、昨年末から再び関西を離れることになりましたが、年末年始は関西に帰省しておりました。今年の始動は関西から。

 「兵庫の川を下るシリーズ」。昨年加古川闘竜灘で一応節目の10本目を迎えられましたが、ここまで来たら、あと10本くらいやってみたい気もしてます。

 現在の有力候補には、下見済みの岸田川ともう一つあります。

 羽束川渓谷。武庫川の支流です。昨年、川遊びの時に訪れましたが、11月保津川源流細野川下りの帰りに通った際、これ、細野川と同じくらいの規模やし、もう少し増えたらいけるんちゃうん? と思ったのがきっかけでした。

 ということで、正月早々、子どもたちと散歩という名目で、出かけてきました。水量はやや多め。30日に降った雨の名残を留めているようですが(細野川中地観測所で1.08m)、下るにはまだまだ足りない。

 羽束川発電所に駐車。
 有効落差 54.39m,出力450kWと発電施設としては小規模ですが、結構落差があることに注目。

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 発電所から上流。見立てどおり、よさげな感じ。ちなみにここが渓谷相のラストとなります。発電所の直下には堰堤あり。テイクアウトは、ここから上流で上がりやすいところがいいですかね。

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 渓谷遊歩道なんてシャレたもんはありませんので、車道沿いに遡上していきます。夏場は行楽客で交通量めちゃ多いんですが、さすがに元旦となると通行量はほとんどありません。
 水たまりの氷を石で叩き割ってみましたが、3cm以上もありました。さすが三田。

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 奥山橋で休憩。夏場はこの一帯、路駐だらけ、人だらけですが、さすがに今日は貸切り状態。ラナは、繋いでます。ごめん。解放するとアナタ、100%飛び込んで川臭くなってまいますから…。

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 「ふーりゃあぁぁ」
 と変な掛け声がするので振り返ると、子どもたちが川に石を投げ入れていました。
 「ふりゃあぁぁ」
 なんでそんな掛け声やねん。

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 もう少し上流に、堰堤があります。水は取っていない模様なので砂防目的でしょうか。堰堤上流も川相に変化はないので、堰堤を越え方を検討。右岸側はポテできるか微妙。やや手前で左岸からいったん車道に上がったほうが無難でしょうか。

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 さらに進むと、水路がありました。
 下流の発電所用の水路かと思われます。うわっ、ようさん水取ってんなあ…。

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 ここから上流は水路の上が小径になっています。

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 予想通り、取水堰がありました。
 水利使用標識に、取水量は1.15トンと表記されてました。ウソ? あんだけ流れてて、たったの1トン?

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 この堰堤を境に、川相が面白いほどがらっと変わります。
 ここまででだいたい2.6kmの距離。念のため確認をと思い、もう少し上流まで歩いたんで、片道約3kmほど。川次郎はここで心折れてしまったので、復路は肩車。最後の2kmは川太郎もグズグズでしたが、往復約6kmの行程をほぼ歩きとおしました。

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 距離2.6kmで高低差54.4mとすると、平均勾配は20.9‰です。けっこう、あるなあ。
 それにしても、ムカつきながらもその効率性に感嘆せざるをえませんでした。川相が変わる分岐点で取水堰を作り、渓谷相が終わる分岐点で発電所を作る。それぞれ、これ以上ないというポイントに立地してますわ。どういう経緯で場所が決められてきたのか、すっごく興味が湧きます。川探しの参考になるかもしれないので。

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ニックネーム ラナ父 at 23:48| Comment(0) | 【下見編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする