2013年12月29日

【下見編】関ノ尾滝(都城)

 約16時間の長い航海を経てようやく薩摩の地へ。
 折しも大寒波が襲来していて、兵庫丹波地方は一面銀景色だったのに、こちらはえらく暖かい。山越えもあるんでと念のため雪チェーンをわざわざ新調してきたんですが、バカみたいですねー。

 私の生まれ故郷は綾町なんですが、志布志から向かう道中になんかええとこはないかと検索したら、一件ヒットしました。

 『関之尾の滝』(大淀川水系庄内川)
 日本の滝100選 高さ18m,幅40m

 都城市内の「まるた食堂」で腹ごしらえをして、10kmほど西方へ。田園を流れる庄内川は今のところ荒々しさを微塵も見せませんが、さてこれがどう変わるのか、ちょっと楽しみです。

 遊歩道に沿って坂をおりていくと、遠くに見えてきました。おお〜、すっげえ。

 滝の上流側は、とても変わった川相でした。平べったい溶岩が畳のように川幅一面に敷き詰められていて、水がその隙間を流れています。天然の床止めみたいな感じ。これ、甌穴群らしい。なんか今まで見てきたんとイメージと違うけど。規模的には世界有数だそうな。

 ※約34万年前の加久藤火砕流に由来する溶結凝灰岩。この「加久藤火砕流溶結凝灰岩」というのはこの関ノ尾の滝以外にもあちこちで滝を形成しています

 水質はともかく、水量はそこそこあります。この上流にもまだ滝があるらしい。かなり気になるところですが、ここはぐっと堪えて今度は滝の下流側へ。
 ここには吊橋が架かっていて、滝をより様々な角度から鑑賞できますが、私の耳目はもっぱら滝の下流の川相にありました。直下に面白そうな瀬がありますが、単発モノです。これがずっと続いてたら、最高に楽しいんやろけどなあ。ちなみに、スマホのSDカードが突如死んでしまったため、写真が奥さんの撮ったこれしか残ってません…(涙)。

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 その後、大淀川本川にある観音瀬にも立ち寄ってみました。かつて滝があった場所で、舟運のために掘削した水路とありますから、加古川の闘竜灘を想起させます。水路より、滝の名残が気になります。

 えらい狭く、最後は舗装もされていない道を辿って川沿いに出て、ようやく案内板を見つけましたが、滝なんてどこにもありません。水路すら見つからず、ただ目の前には瀞場があるだけでした。ここいらは現在、ダムのバックウォーター領域みたいですが、ひょっとして沈んでんの…?
 探す時間も残されていなかったんで、早々に引き返しました。

 綾町も大淀川流域にあります。生まれ故郷の川なんで愛着も人一倍なんですが、これまで漕ぐ機会に恵まれていません。今回の帰省でどっか下れたらいいんですけどね。


ニックネーム ラナ父 at 07:35| Comment(2) | 【下見編】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月17日

【下見編】世附川ハイクアップ

 今日もいい天気で暖かい。川日和です。しかし、奥さんは川崎国際多摩川マラソン出場のため早朝に家を出ていってしまいましたので、残るメンツで紅葉狩りにちょいと丹沢へ。…というのは表向きの話で、ええもちろん、川の下見が真の目的です。

 神奈川県の川では酒匂川本川に次ぐ候補として気になっていたのが丹沢湖西部に注ぐ世附川でした。釣り場で有名みたいなんで基本オフシーズン限定になっちゃいますが、さてこの時期の平水でも漕げるかどうか。

 川沿いに道がありますが、車両通行止めになってます。車止め付近に駐車してみんなでてくてくと歩きました。丹沢湖畔はクルマだらけで駐車もままならない状態でしたが、ここまで来れば誰もいない。

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 道中至るところで崩落していて、土砂で埋まってたり、折れた電柱が邪魔してたり、道幅50cmくらいまで削られてたりと、5歳と3歳の子どもとまもなく11歳の老犬を連れて歩くには若干不適でしたが、芦沢橋までの約2kmを歩きました。本当はここから先の山百合橋付近が目的地だったんですが、体力的にここらが限界でしょう。まあよくがんばって歩きましたです。

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 結論は、少なくとも下見した区間については水増えないとダメです。また砂防堰堤だらけです。川相も荒れ気味でビミョーですが、水はとてもキレイなんで、うまい具合に増えれば楽しめそう。チャンスがあれば、下ってみたいと思います。

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2013年10月20日

【下見編】庚申川

 ◆ムービー作成中!

 粕尾峠を越え、生まれて初めての足尾入り。日光市です。栃木県とはシランカッター。ずっと群馬と思ってました。

 足尾銅山といえば、小学生の頃、日本の代表的な公害のひとつとして鉱毒事件について学びました。そういう意味では全国的に有名な場所ですね。明治大正期のむかしばなしと思いこんでましたが、現在も影響は残っているようです

 カヤックのフィールドとしての情報は目にしたことがありませんが、釣りの本などで断片的に見た限りではキレイな渓相をしていてポテンシャルは高そうとかねてから思ってました。しかし、一人車内で地形図をよくよく調べてみると、堰堤だらけ。( ;´Д`) 歴史背景をよくよく繙くと当然といえば当然かもしれないですが、この際2〜3kmでもいいから楽しめそうなところはないかとさらに調べた結果、北東部の神子内川(みこうちがわ)、西部の庚申川(こうしんがわ)に絞りました。渡良瀬本川、餅ヶ瀬川も候補でしたが、門限がお昼までという時間の制約上回りきれないので、これらは次の機会に。

 夜が白み始めたタイミングで移動開始。

 まずは庚申川から。

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 うおおお、渓が深けええ。昨日の前日光とは雰囲気が全然違う…。

 小滝川6号ダム(平成3年10月完成)。枯れ木が水面から屹立し、幽玄的な雰囲気。てか、雨降ってるしまだ薄暗いせいか正直不気味。ここから入川できるんで、テイクアウト候補かな…。

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 少し上流に遡上すると、ガラリと川相が変わる。これは…。

 しばらく道から外れて見えませんが、経験上、かなりヤバそうな区間に感じる。たぶん生きて帰ってこれんでしょう。
 再び道に近付いてきたところで川を覗き込んでみると、滝連発でした。ここまですごいとは…。先行き不明の心理的圧迫感を加味すればクラ5級かも。

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 小滝の集落跡に到着。

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 だいたい集落は比較的平坦な場所を選んで作られるもんですが、ここにも滝が見えます。

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 そろそろ水量足りなくなってきたかなあ…。あれ? また滝が見える。

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 キレイな形してます。ダウンリバーは命がいくつあっても足りませんが、ここだけスポットでチャレンジするのはありかな。

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 一応、銀山平キャンプ場まで遡上しました。

 久しぶりに震えがくるような川を見ました。エキスパートのみに許される世界ですね。誰か、下ったことある人っているんでしょうか?

 完全に気圧されてもたなあ…。いささかぐったりしつつ、次の候補地、神子内川へ向かう。


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2013年04月28日

【下見編】酒匂川 再訪

水位:0.13m(鮎沢) 0.17m(松田)

 いよいよGW突入…でしたが、川太郎が38.5℃の発熱をかまされまして、初日は看病で終わってしまいました。平日がんばって、発熱は土曜日って、サラリーマンの鏡みたいである意味えらいけどね。おかげさまで熱は半日で下がりました。
 さて、二日目の本日は、子どもたちを連れて療養がてら秦野のスーパー銭湯「湯遊三昧 湯花楽」に浸かり、その後ついでに酒匂川に寄ってみました。

 すっかり平常水位に戻ってしまいましたが、なんとか下れそう。そして、なかなかの透明度。石灰系混じりかな? ちょっと青みがかってます。

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 峰発電所(河内川出合)から山北発電所取水堰でごっそり取水されるまでの区間は、非常に短いながらも本来の豊富な水量を湛えています。出合付近にちょうど入川道があったので、川遊びすることにしました。

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 といっても泳ぐにはまだまだ早いので基本は石投げ。

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 放っておいても子どもたちは勝手にいろんな遊びを見つけて楽しんでいるようでした。

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 帰りは東名高速で15kmの渋滞にはまりましたが自宅までの所要時間90分。
 もし明日、時間が作れるようであれば下ってみたいなあ。

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2013年04月21日

【下見編】ご近所探訪 東名沿い

 ご近所の名川探しで有望株は狩野川水系と富士川水系ですが、実はもう一つありました。

 酒匂川水系。

 神奈川県在住期間も6年が過ぎ、それなりに愛着も湧いていながら、実は神奈川県の川を1本も下ったことがありません。ということで県下2番の規模を誇る酒匂川水系について調べてみました。

 酒匂川水系は、4年前の2009年5月にも一度下見をしたことがあります。当時はアカンやろという結論でしたが、4年経った現在ではどうか? 改めて現地に訪れることにしました。

■中津川(酒匂川水系)
水位:0.11m(川音)

 最初に向かったのは川音川。仕事関連で御殿場方面に行くことがあるのですが、小田急の渋沢〜新松田間で見ることができます。流量は少ないですが、けっこうキレイな水なので、気になっていました。
 ただ地図を見たところ、支流の中津川の寄地域周辺が車道から離れていていい感じなので、ターゲットは中津川にしました。中津川といえば相模川水系にもあって紛らわしいんですが、実は酒匂川水系にも存在してます。この中津川と本川の四十八瀬川が合流して川音川となります。

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 水量は、ギリギリいけそうですが、激しく濁ってました。こらあきません。また、プットイン予定地が管理釣り場。地図では下流に道があるんですが、もし使えるのなら管釣り終点までハイクアップかな。とりあえず濁りのない、清冽な流れのときに再訪したいです。

■酒匂川
水位:0.47m(鮎沢) 0.44m(河内) 0.39m(松田)
累加雨量:61mm(須走)

 4年前の下見では堰堤だらけでアカンやろと思ってましたが、JR御殿場線の車窓から何度か眺めたところ、谷峨〜山北の山峡区間は水量も意外とあって実は下れんのちゃうん? とかねてより思っていました。その割に今まで訪れなかったのは、山峡区間とはいえ川原がでかくてザラ瀬しかなさそうなのと、あまりキレイでなくて、それほど魅力を感じなかったため。あと、このセクションを誰かが下ったという話をまったく聞いたことがないのも気になるところでした。

 実際現地に着いてみると、ここもダクダクの赤濁り。水量的には面白そうですが…。
 それにしてもちょっと降ったくらいでここまで濁るか? と思って雨量計を調べてみたら、上流では60m以上とけっこう降ってたみたいですね。まだ増える可能性もあるんで、結局ここもパス。

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 ここも濁りが取れたときに行ってみよう。

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 プットイン候補地は谷峨の山北発電所取水堰付近。入川道はありそうでいてなかなかありません。

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 次どこ行こうかな…。

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 もう一つ気になっていた支川狩川にも立ち寄ってみましたが、ここは川の規模が小さすぎてNG. もう一つ、めっちゃ気になってた川に向かうことにしました。

■黄瀬川
水位:0.47m(中央橋) 1.10m(石脇) 0.59m(花園橋)



 1 岩波 富士見橋
 2 岩波 永続橋
 3 御宿 右岸
 4 野添橋下流石脇付近左岸
 5 千福交差点東の橋(無名)下流左岸
 6 五竜の滝

 富士山を挟んで南側に出ると、黄瀬川(狩野川水系)が流れています。ここも4年前に修善寺に遊びに行った帰りに初めて目にして以来気にはなっていたものの、誰からも下ったという話を聞いたことがないため放置されていました。
 最近改めて調べてみると、黄瀬川一帯は「三島溶岩流」に絡んだ滝がいっぱいあるらしい。

 とりあえず、鮎壷の滝と並んで有名な五竜の滝へ行ってみました。

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 すげ。

 コース設定が難しいところですが、GoogleMapの航空写真を観ると、瀬になっているところがよく分かります。だいたい右支川西川との出合あたりまでを目標にして遡上していくことにしました。

 五竜の滝上流の瀬。
 ふはっ。ここまでスゲー川とは思いませんでした。

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 石脇付近。
 はー。
 ため息しか出ません。

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 御宿付近。
 こら、オーバースキルやなあ。せっかく大当たり引きましたが、自分の技量ではソロは絶対ムリです…。

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 岩波付近まで来ると、周辺はフツーの住宅地なのに、渓谷チックな雰囲気になってきます。

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 これまたすごい。

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 裾野IC付近まで遡上して終了。

 今日は最後に見た黄瀬川のインパクトが強すぎました。こんなすんごい川がご近所にあったとは…。いつかチャレンジしてみたい。とりあえず、平水時にもう一回見にいこうかと思います。

 あと、酒匂川、黄瀬川に共通していることとして、源流部が御殿場の高原地帯になるんですが、都市部なんで雨が降ると急激に増水します(減水も同様)。しかも濁りもかなり激しい。下るときには御殿場周辺の雨量をこまめにチェックしておく必要がありそうです。


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2013年04月07日

【下見編】笛吹川 再訪



 爆弾低気圧襲来。まとまった雨は久しぶりです。関東地方の降りっぷりを把握したかったんで、ご近所(約100km圏内)で気になっている狩野川水系と富士川水系の降雨量をチェックしてみました。

 ■塩川 増富 46mm

 ■笛吹川 三富 24mm

 ■狩野川 湯ヶ島 115mm

 ■黄瀬川 御殿場 131mm

 伊豆がすごい量降ってますね。ただ、現在最も気になってるのは、前回(先々週)下見した笛吹川。その後、清水渓谷について調べていたら、なんと「一之釜」という滝があるらしいではないですか。

 えっ、支川やなくて本川? マジ? 全然気付かんかった…。だって地形図に滝のマークなんてなかったし。天科発電所から下ろうかと思ってたから、もしやってたら死んでましたね。ははは。

 つーことでやってきました笛吹川。しかーし、今回は奥さん体調不良につき自宅療養中。子どもたちと一緒なんでNo Kayak. ただの観光でした。

 「さあ、ショータイムだ!」

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 「さあ、ランチタイムだ!」
 ※注:お祈りではありません

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 吊り橋から雌滝(二之釜?)が見えます。落差的にはいけそうですが、コースが取りづらそう…。

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 吊り橋を渡って左岸へ。

 「宇宙、キタ━(゚∀゚)━!」

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 でも締めはやっぱりこれですよね。

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 20mm以上降って、広瀬ダム流入量はピークで15tくらいに上昇していたんですが、ダムの放流はいっさいなかった模様で流量は思ったほどありませんでした。発電放流量は増加していたんですが、柚ノ木発電所までの区間で川への放流はなさそうです。
 ちょっと降ったくらいでは下れない。でも、この流量でそこそこ濁りが入ってしまっている。下るのはけっこう、厳しいかも…。

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 下見終了後は道の駅まきおかへ。大きな公園があります。雨も止んで、青空が広がってきました。

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 ラナは腐ってました。そういやもう一ヶ月くらいカヌーしてないもんな。

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 いやー、二人とも楽しそうでした。滝なんか観に行くより、公園のほうがずっと楽しいよねえ(笑)。

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2013年03月24日

【下見編】富士川水系探訪の旅 続

 ゆきどけーしょんで各地の水量も増加し、川下りのベストシーズンとなってきましたが、あいにく年度末の忙しさとカブってしまって思い切って遊べない。今日はひさびさに時間が取れましたが、夕方品川で所用ありまして、15時までには帰宅しなければならないため行き先は近場に限定されてしまう。

 時間的、経済的な事情で近場しかいけないケースは今後もかなり増えてくると思われるため、ここ最近、ご近所(約100km圏内)でいい川がないか重点的に調査しております。とくに気になっているのが、狩野川水系と富士川水系。

 釜無川が増水しているので今日は富士川水系に行くことにしました。
 ちなみに富士川水系は、昨年も一度支流を探索したことがあります。

 ・芝川(下流域のみ漕行。要再調査)
 ・福士川
 ・早川
 ・芦川

  今回は、前回の続きですね。

 ■塩川
 水位:4.39m(金剛地)

 正月、KYOKOさんと釜無川下った際に気になってると聞いていた川です。

 根古屋の孫女橋付近は川幅が狭まり渓谷相でいい感じ。
 言ってはったんは、どうやらこれっぽい。

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 しかし、近付いて観察すると、狭すぎて下れるか微妙。

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 水量は、ギリギリ下れそうなんで、とりあえずここを中心にコース設定してみることにしました。

 プットインは、平橋。

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 テイクアウトは、仁田平橋。
 あれ…、水量、減ってませんか?

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 問題は、孫女橋以降は渓が深く、さらに後半は車道からも離れるため下見が困難な点。

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 視界のよさげな場所に停車して川を覗き込むことを繰り返していると、異常な瀑音が聞こえる。かなり高そうな砂防堰堤がありました。巻けるかどうか確かめたかったんですが、今いる右岸側からでは確認できず。地形図でさらに確認していると、仁田平橋付近にも堰堤マークあり。仁田平橋で減水しているのはここで取水してるからか? それにしてもリスク高すぎるなー。

 もう一つ気になっていたのが、鳥井坂トンネルの区間でしたが、こっちは発電所より上流部ということもあって水がほとんど流れてない。

 うーん、この根古屋セクションをじっくり調査するか、さっさと諦めて次の候補地に向かうか迷うな…。結局、後者を選択することにしました。


 ■笛吹川
 水位:-1.14m(石和)

 次にやってきましたは笛吹川。
 富士川水系の最大支川ですから期待値も高かったですが、いざやってきてみると水が全然ありませんやん。

 天科発電所付近から川を望む。取水量7.6tとあります。どうやら、上流の広瀬ダム直下の広瀬発電所から根こそぎ取水されてるみたい…。

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 広瀬ダムまで遡上。川沿いに走る国道140号をさらに進むと「雁坂トンネル有料道路」ってのがあって、なんと荒川上流に出ちゃうようですね。それにしても、雪がほとんどない。釜無川の雪解け増水っていうても、どうやらこっち(奥秩父山塊)側は影響少ないみたいですね。標高高いから期待できるかなーと思ってたんですが。

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 広瀬ダムの上流は、あの西沢渓谷があります。ここを下見するのもありですが、一般車両通行禁止らしい。めんどくせーなあ。もう帰ろっかな…と、来た道を引き返していきましたが、やっぱりもうちょっとと脇道に入ってみる。

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 「みつけた…」

 メデューサのミサちゃんもゲートを発見したときこんな気分になるんでしょうか。いいです。かなり好み。水が増えたらぜひ下ってみたい。

 「清水渓谷」という名前がついているようです。

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 本日はこの2本の下見のみでタイムアウト。下れずじまいでしたが、どちらも増水時に狙ってみたい川でした。次はどのへん探そうかな。


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2013年03月10日

【下見編】木曽福島周辺

 3時半、起床。
 とにかく疲労困憊で、温泉にも浸かったことやし、泥のように眠るかと思いきや、あまりに寒く何度も目が覚めてしまった。
 今日は集合時間10時に木曽福島ということなんで、それまでの間に回れるだけ回ってみようと国道151号を北上開始。

 下道で伊那まで移動。5時を過ぎて、気温は12℃と暖かくなってきた。高速道路みたいな作りの権兵衛トンネルを抜けると木曽地方に入る。木曽といえば日本ラインしか行ったことがない。なにげにここを訪れるのは生まれて初めてだったりします。驚いたのは、トンネルを抜けると気温が一気に10℃も下がった点。一気に、雪国のような景色となりました。

 ■木曽川本川

 まずは木曽病院へ。
 目の前に取水堰があります。ここの水門が開いていればハッピーでしたが、あいにくチョロ出ししかしてくれてませんでした。

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 次に下流へ移動。途中、あの万場区間を通り過ぎる。減水区間といっても根こそぎ取水してるんでカツカツで下れたものではありませんが、なるほど、こらすごいですわ。川本来の水量があれば、みなかみや小歩危と同等以上の規模になりそう。木曽川のポテンシャルをひしひしと感じる。

 目的地は南木曽(なぎそ)。

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 こっちは水量回復してますが、快適に下るにはまだ若干足りない。

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 しかし、ここも増えたらかなりすごそう。
 権兵衛トンネルから近い宮ノ越区間も下れるらしいですから、水さえあれば、かなり長い区間が取れることになります。ここ木曽福島は、楽園でした。幻の楽園ですが。

 ■柿其川

 次の行き先は、柿其渓谷。KYOKOさんのブログで存在を知りました。
 噂に違わぬ極上の透明度。

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 しかし、下る区間設定が難しい。水量的には堰堤下流〜木曽川本川かなと思うんですが、どこもかしこも渓が深くてほとんど見えません。ようこんなとこ下ってんなあ。

 ■小 川

 その次は、小川。赤沢渓谷、五枚修羅で知られるこれまた木曽川の支流。

 天気が悪くなってきたのもあって、なんだか冬っぽい雰囲気に。焼笹橋まで遡り、五枚修羅まであと少しでしたが、道路脇が積雪しだしてきたので引き返しました。

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 あと、阿寺渓谷も見に行きたかったんですが、残念ながら時間切れ。本日の集合場所、道の駅木曽福島に向かいました。


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2013年01月01日

【下見編】羽束川渓谷(武庫川水系羽束川)

水位:0.82m(高平)

 新年あけましておめでとうございます。

 『わんことカヌー』ホムペは2004年の正月に開設しました。今年はちょうど10年目という節目の年になります。ダラダラ惰性で書いてたとはいえ、よう続いてるもんやなあとちょっと感動しました。そして、少し読み返してみて、当時からまったく成長していないことにちょっと落ち込みました。
 それにしても10年かあ。月日が経つのは早いものです。まあ、時々サボりながらも、少なくともラナが引退するまでは続けていきたいと思ってます。

 さて、昨年末から再び関西を離れることになりましたが、年末年始は関西に帰省しておりました。今年の始動は関西から。

 「兵庫の川を下るシリーズ」。昨年加古川闘竜灘で一応節目の10本目を迎えられましたが、ここまで来たら、あと10本くらいやってみたい気もしてます。

 現在の有力候補には、下見済みの岸田川ともう一つあります。

 羽束川渓谷。武庫川の支流です。昨年、川遊びの時に訪れましたが、11月保津川源流細野川下りの帰りに通った際、これ、細野川と同じくらいの規模やし、もう少し増えたらいけるんちゃうん? と思ったのがきっかけでした。

 ということで、正月早々、子どもたちと散歩という名目で、出かけてきました。水量はやや多め。30日に降った雨の名残を留めているようですが(細野川中地観測所で1.08m)、下るにはまだまだ足りない。

 羽束川発電所に駐車。
 有効落差 54.39m,出力450kWと発電施設としては小規模ですが、結構落差があることに注目。

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 発電所から上流。見立てどおり、よさげな感じ。ちなみにここが渓谷相のラストとなります。発電所の直下には堰堤あり。テイクアウトは、ここから上流で上がりやすいところがいいですかね。

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 渓谷遊歩道なんてシャレたもんはありませんので、車道沿いに遡上していきます。夏場は行楽客で交通量めちゃ多いんですが、さすがに元旦となると通行量はほとんどありません。
 水たまりの氷を石で叩き割ってみましたが、3cm以上もありました。さすが三田。

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 奥山橋で休憩。夏場はこの一帯、路駐だらけ、人だらけですが、さすがに今日は貸切り状態。ラナは、繋いでます。ごめん。解放するとアナタ、100%飛び込んで川臭くなってまいますから…。

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 「ふーりゃあぁぁ」
 と変な掛け声がするので振り返ると、子どもたちが川に石を投げ入れていました。
 「ふりゃあぁぁ」
 なんでそんな掛け声やねん。

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 もう少し上流に、堰堤があります。水は取っていない模様なので砂防目的でしょうか。堰堤上流も川相に変化はないので、堰堤を越え方を検討。右岸側はポテできるか微妙。やや手前で左岸からいったん車道に上がったほうが無難でしょうか。

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 さらに進むと、水路がありました。
 下流の発電所用の水路かと思われます。うわっ、ようさん水取ってんなあ…。

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 ここから上流は水路の上が小径になっています。

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 予想通り、取水堰がありました。
 水利使用標識に、取水量は1.15トンと表記されてました。ウソ? あんだけ流れてて、たったの1トン?

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 この堰堤を境に、川相が面白いほどがらっと変わります。
 ここまででだいたい2.6kmの距離。念のため確認をと思い、もう少し上流まで歩いたんで、片道約3kmほど。川次郎はここで心折れてしまったので、復路は肩車。最後の2kmは川太郎もグズグズでしたが、往復約6kmの行程をほぼ歩きとおしました。

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 距離2.6kmで高低差54.4mとすると、平均勾配は20.9‰です。けっこう、あるなあ。
 それにしても、ムカつきながらもその効率性に感嘆せざるをえませんでした。川相が変わる分岐点で取水堰を作り、渓谷相が終わる分岐点で発電所を作る。それぞれ、これ以上ないというポイントに立地してますわ。どういう経緯で場所が決められてきたのか、すっごく興味が湧きます。川探しの参考になるかもしれないので。

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