2013年07月20日

26 みなかみ、ふたたび(利根川2)

水位:3.06m(湯原) 流量:47.3t(藤原ダム総放流量) 気温:23℃(みなかみ)
天気:曇り 区間:向山橋〜銚子橋(約x.xkm) メンバー:やまかわさん、後輩1号

 ◆ムービー作成中

 4月に狩野川下った際に水系全体の概要を斜め読みして以来、とくに気になっていたのが駿東エリアの黄瀬川、大場川、柿田川。今週末はそのあたりお出かけしてみようと思ってましたが、意外にもまだみなかみに水が残っていたんで、再訪することにしました。

 湯原水位は先週より20cm以上下がって3.06mでしたが、私的には充分です。一緒に下ってくれるのは先週同様やまかわさん。集合時間の9時を回ってもいっこうに姿がないのであれえっ? と思ってたら、金曜日に集合場所変更のメールしてたのをすっかり忘れてました。飲み会の後で泥酔状態だったとはいえ、自分で連絡しといて忘れるなんてかなり重症です。えらいすんませんでした。

 先週は紅葉峡〜矢瀬橋のロングコースでしたが、今日は時間と水量を考えて短めにしようと、諏訪峡のエンド、銚子橋をテイクアウトに設定しました。プットインは前回同様、奥利根スノーパーク。ここはまだ、紫陽花が咲き誇っています。草叢には幼齢のトノサマバッタやイナゴやらが飛び跳ねていて、川太郎が夢中になって追いかけてました。彼、私の幼少期とすっごく嗜好が似てるんですが、違うのはすぐ「ぱぱがつかまえてよう」と人に振る要領の良さを持ち合わせているところです。そして嗜好が同じだけに夢中になって捕まえてしまう私。

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 先週の紅葉峡は3年ぶりだったんでかなり緊張しましたが、今日は感覚も掴めてるし水量もダウンしているしで余裕を持って下れるはず。しかし、この慣れが知らずスキを生み、思わぬ事故を引き起こしたりするかもしれないので油断は禁物と気を引き締める。

 スタートは10時25分ごろ。
 今回は家族に見送られながらスタートです。奥さんに水上峡を体験してもらうにはちょうどいい水量と考えて付いてきてもらったんですが、あまりの水温の低さに早くも戦意喪失してました。

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 ウォーミングアップ区間を経て小松発電所取水堰堤へ。
 うーん、微妙。たぶん、いけると思いますが、…やっぱり、やめとこ。先週同様ポーテージしました。

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 紅葉峡 核心地帯へ。先週と同じ轍を踏まぬよう、ウェアをもう一枚重ね着してきたおかげで随分とマシです。飛沫が苦痛でしたからね。やまかわさんなんてドライスーツでした。やっぱ寒い思いされてたんでしょうなあ。

 最初の難関、ダイナマイトへ。
 先週とは全然違う。メリハリがついて、落差が出てます。先週通過した左岸ベタルートは岩が露出してしまってます。
 さて今回はどうする…? 正攻法でいくかどうか、判断に悩みましたが、結局先週と同じルートを選択しました。一発目の落差がすごい。なんとか耐え切って、メインのウェーブホールを回避。

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 やまかわさんを待つ。
 あ、またもメインルート キター。
 そしてフリップ! ラナを呼んでフネに乗り込んでレスキューに向かいますが、先週より明らかに流速が弱まってるんで冷静に対処できます。追いつく前に、セルフで左岸に上がられてました。

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 次の難関、スリーシスターズ。
 マダムキラー休業を望んでましたが、あいにく営業中みたいです。前回と同じく、直前のビッグウェーブのすぐ右からメインのシュートに突入したいところですが、件のウェーブ手前に隠れ岩が顔を出していてコースが塞がれています。ちょっと浅いけど、右岸側から巻いて下るかなあ…。
 だいたいイメージどおりに漕げましたが、最後のシュートでバランスを崩し、思いっきり後傾に仰け反らされました。あっぶねー。持ち堪えたはよかったものの、態勢を立て直していた分左岸に寄せるのが遅れてしまう。エディーには間に合わない。ザ・ウォールに当てて、ピロウに乗り、左岸への還流に寄せて目的地へ。かなり際どいところでした。

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 先週同様にここでラナを拾い、フェリーグライドで右岸へ。先週より波立ちが強く、高低差が出て一見複雑に見えますが、パワーは落ちてます。右岸のエディーの上流端にある岩場に上陸し、やまかわ氏を待ちました。

 無事、下りてきました。が…、マダムキラーに一直線。まだ営業中て言ったのに…。あ、食べられちゃった…。付近は荒れ荒れのボイル地帯ですが、フネとパドルはちゃんと確保されてたし、やまかわさんは今回ドライスーツなんで安心です。乗り込んで追いかける。

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 ダッキーはロールができないため、瀞場のないこういう川相には不向きなんですが、ひとたび沈脱したカヤックに比べれば、浮力は高いし、軽いので泳ぎやすい。また流速次第では上陸せずともリカバリできるので体力の浪費を防げるなどメリットもあります。今日くらいのコンディションだったら、焦る必要はないと認識していました。むしろ、自分でもう何とかされているかもしれない。ザ・ウォールを越えると、はたして左岸に泳ぎつこうとしていたところでした。

 前回は全クリでしたが、今回はめでたく2沈です。

 あのう、心、折れてませんか…?

 聞いてみたら、いやあ、有名な場所で沈できてうれしいです! って。やまかわさん、ブログ拝見してるかぎりではぷんにょりと下るのを好まれるイメージですが、実はかなりアドレナリン多量分泌系河川の適性が高いのではないでしょうか。

 水明荘に到着。ここで私とラナが奥さんとチェンジ ナウ。彼女、あまりの水温の低さにテンションだだ下がりでしたが、なにげにまだ漕いだことがなかったというので、漕いだら絶対楽しいって! っと半ば無理やりに代わってもらいました。

 回送中、子供たちと水紀行館へ。
 水に浸けると中からカブトムシが出てくるタマゴのおもちゃを買わされました(@300円)。それも2個。こんなしょーもないもん要らんやろ、と言っても全然聞かない。どうやらカブトムシが飼いたいらしい。家にはコクワのメスがおりますが、物足りないようです。そのうち本物捕りにいきますか…。どうもお店で買うものと考えているフシがあるので。

 一度は母親に却下されたおもちゃを手に持ってご機嫌の子供たちを連れて川まで下りていくと、二人はすでに到着していました。
 どうやった? と聞いたら、全然物足りなかったらしい。へえ。せやったら諏訪峡も漕ぐ? と聞いたら、それは遠慮するとのこと。せっかくやから漕いだらええやんと、しばらく押し問答が続きましたが、結局交代しました。

 竜ヶ瀬は、この水量なら真っ向勝負できるかな? と思って臨みましたが、やっぱり逃げてしまう。それ以外は、ゴーカイに飛沫を浴びながら下りました。

 13:30ごろゴール。先週に比べると格段にパワーは落ちましたが、それでも紅葉峡はど迫力でした。沈した時のことを考えると今日くらいの水量がストレスもなくて一番バランス取れているのかもしれませんね。

 雪解けのとっくに終わったこの時期に、しかも近年稀に見る少雨というのに、2週連続でみなかみを堪能できて満足でした。やまかわさん、連チャンでお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 しかし、連日ニュースで渇水の話題が出るというのに、なぜ藤原ダムは自ら首を締めるような大放流してたんでしょうか? 謎ですわー。東京電力に聞いてみよっかな?


ニックネーム ラナ父 at 22:18| Comment(0) | 関東>利根川(水上) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月14日

24 今年初! 念願のみなかみへ(利根川1)

水位:3.23→3.30m(湯原) 流量:55.08→60.51t(藤原ダム総放流量) 気温:26℃(みなかみ)
天気:曇り 区間:向山橋〜矢瀬親水公園(約15.8km) 所要時間:225分
メンバー:やまかわさん

 ◆ムービー作成中

 切望してやまなかったみなかみダウンリバー。ここにきてようやく実現できました。なにげに今年初めてです。もうあかんやろなあと諦めかけてたんで、喜びもひとしおです。

 2.4〜2.5mで低迷していた湯原観測所水位が、12日17:00時点で2.8mまで上昇。20:00時点で-57.07mという異常値を計測してからしばらく欠測が続きましたが、翌日13:00に復旧した直後の値は3.05m, 18:00以降は3.2m台をキープと雪解けシーズン並の水位に変わっていました。
 雪解けはとっくに終わってるし、これといった降雨もなく、台風襲来予報もないのに摩訶不思議な現象ですが、そういえば2年前も同じような状況で行ったことがあったんでした。
 今年もあるものと意識していたわけではないんですが、未練がましくほぼ毎日水位計をチェックしていた甲斐があったというものです。

 関越道の渋滞を見越して朝5時に自宅を出ましたが、見事に一度も混むことなく、7時半に矢瀬橋に到着。うーん、この時期にこれだけの水量。まるで四国の吉野川に来たみたい…。

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 待ち時間の間、『キン肉マン』43巻のペンタゴン復活とそのチートな戦いっぷりにいたく感激してたら、あっという間に時間も過ぎていて、やまかわさんと合流。

 本日のコースは、思い切って紅葉峡から月夜野まで約16kmのロングコースとしました。一気に漕ぎ下るのは、なにげに初めてとなります。
プットインは向山橋下流左岸、奥利根スノーパークとしました。ここから小松発電所取水堰までの区間も、実はなにげに初めてだったりします。

 紅葉峡は、今日で4回目とまだ経験が浅い。しかも約3年ぶりとかなりブランクがあり、初漕行区間の存在も相俟ってかなり緊張します。
 ちなみに紅葉峡との過去の戦歴はこんな感じでした。

 2009年5月31日 湯原水位:3.20m 藤原ダム放流量:36t
 2010年6月20日 湯原水位:3.00m 藤原ダム放流量:47t *2本

 本日の水位は初回とほぼ同じでしたが、2012年以降、水位計と水量の相関が変わったという噂もあり、データの単純比較は禁物。実際に下ってみて手に負えないと判断した時点で撤退しようと決めてました。

 出発は、10時40分ごろ。
 この区間は噂では御岳みたいと聞いてたんですが、予想より迫力あって怖い。川相は結構好みなんですが、楽しめる余裕が…。

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 しかし、水が冷たい。ここんとこ毎日35℃以上の常識はずれの猛暑が続き、すっかり真夏気分でしたが、ここの水の冷たさは尋常ではない。たとえ猛暑日でもドライスーツで下るのがベターでしょう。ドライスーツが故障中のため夏物、それもやや軽装で来てしまいましたが、これは大失敗でした。船上で飛沫を浴びるだけで身体がどんどん冷えていく。一度泳げばリアルでハイポサーミアになりそう。

 小松発電所取水堰前に到着。フネから下りてサク越しに下見しました。

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 4年前は越えたんですが、なんか以前と形状が違うような…? あの盛り上がりはちょっとイヤやな…と、ポーテージを決めました。

 チョロチョロの湯檜曽川出合を過ぎるといよいよ紅葉峡の核心地帯。
 しょっぱなはザラ瀬ですが結構迫力があります。飛沫がかかると、あまりの冷たさに思わず顔が歪む。四国吉野だったら超気持ちいいのになあ。月夜野では吉野を思い出してましたが、実際は似てるようで全然違う。この川は泳いではいけません。

 ダイナマイトに到着。過去の対戦成績は1勝2敗と負け越しており、苦手意識が強い。
  初回 →左岸ベタから中央→撃沈
 2回目 →右岸ベタから中央→成功
 3回目 →右岸ベタから中央→撃沈

 と、下り方も違う。3年後の現在、どういうルート取りをするのか、ちょっと自分でも楽しみでした。

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ニックネーム ラナ父 at 07:55| Comment(2) | 関東>利根川(水上) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする